読書
石川美子『ロラン・バルト』(中公新書) あまりに面白く、ほとんど1日で読んでしまった。 わずか200ページほどで、20世紀を代表する思想家、批評家であったロラン・バルトの思想的な変遷が大変わかりやすくまとまっていて、とてもわかりました。 青年期の…
ハービー・ハンコック『ハービー・ハンコック自伝』 モダン・ジャズ最後の巨人と言ってよい、ハンコックの自伝。 『マイルス自叙伝』『ウェイン・ショーター伝』と合わせて読むと、更に面白いです。 ドナルド・バード→マイルス・デイヴィスとまさにジャズの…
漢 aka Gami『ヒップホップ・ドリーム』日本のヒップホップにはほとんど疎いのですが、コレは抜群に面白かった。ダレるところとかつまらないところが全くない。悪童として生きていた中学、高校からヒップホップにのめり込んでいく過程は言うまでもなく、幼少…
木村草太『集団的自衛権はなぜ違憲なのか』(晶文社)気鋭の憲法学者による、安保法制に関する、最も平易で内容も充実した論考。様々な雑誌などに寄稿したものをまとめているので、内容が重複してはいるが、それは筆者が重要と考えているといことだが、一般…