mclean-chanceの「Love Cry」

はてなダイアリーで長年書いてきたブログを移籍させました。生暖かく見守りくださいませ。

エリントンすごいぜ! vol.8です!

エリントンすごいぜ! vol.8 キャピトル時代を中心に 後編

 

菊地成孔を聴く」が終わりましたら、もう来月がエリントンです!

 

前回に続きまして、キャピトル時代のエリントンの音源を聴いていきます!

 

この時代にコロンビア時代の快進撃は用意されていた事がよくわかりますよ!

 

引き続き、ウィルス対策は継続いたしますので、よろしくお願いします!

 

場所: 夜学バーbrat(台東区上野2-4-3 池之端すきやビル3F)

→JR御徒町駅から春日通りを広小路演芸場方面に向かいまして、業務用スーパーの見える道に右折していただくと行きやすいです!

 

f:id:mclean_chance:20200310191731j:image

このカンバンがビルの目印です!

 

f:id:mclean_chance:20200310191954j:image

コレが入り口です!開店時は空いてますよ!

 

日時:2020.4.4(土)open 13:30 start 14:00-16:30

 

料金:800+2drinks(おやつ持ち込み可)

 

アルコール消毒はお店にございます。ご利用下さい。

マスクは希望者に差し上げますので、お声かけ下さい。

休憩時間中は換気を行います。

 

f:id:mclean_chance:20200310192540j:image

 

 

菊地成孔を聴く vol.2のセットリストです!

菊地成孔を聴く vol.2@夜学バーbrat 2020.3.8

 

セットリストはこちらです!

 

1)Revolutionary Enka 2001(大友良英)

2)プレイガールBGM(山下毅雄)

3)七人の刑事 PLOT-2(山下毅雄)

4)Flutter(大友良英)

5)Orange was The Color of Her Dress, Then Blue
Silk(CharlesMingus)~Tails Out(大友良英)

6)Poly Gravity(坪口昌恭)

7)RAKIKINDU(坪口昌恭)

8)Aliens 8 Views(坪口昌恭)

9)Predator(WayneShorter)

10)Triumphant Junction(GrandFinale)(大友良英)

参考音源

1),10)Ground Zero『革命京劇 Ver.1.28』(ReR)

2),3)大友良英山下毅雄を斬る』(P-Vine)

4)Otomo Yoshihide’s New Jazz Quintet『LIVE』(DIW)

5)同『Tails Out』(DIW)

6)Tokyo Zawinul Bach『Cool Cluster』(ewe)

7)同『Vogue Africa』(ewe)

8)同『a8v on the Earth』ewe)

9)同『Sweet Meatllic』(ewe)

 

次回は9月の予定です。

DCPRGを予定してます。お楽しみに!

 

f:id:mclean_chance:20200308203547j:image

菊地成孔を聴くについてのご連絡です!

3/8に開催予定の「菊地成孔を聴くvol.2」ですが、小規模な場所ですので、延期せずに行いたく思います。

 

お店には、アルコール消毒が用意あるとの事ですので、ご来店の際にはご利用ください。

 

私も、花粉症もありますので、マスクを着用させていただきます。

 

花粉症の症状がノドに出ると、空咳が出る場合があります。

 

あまりにひどい時には、処方薬で対応いたします。

 

健康に充分お気をつけてご参加ください。

 

f:id:mclean_chance:20200226195133j:image

 

 

CD3枚組の超大作でございます!

Kamasi Washington『The Epic』

 

f:id:mclean_chance:20200216144425j:image

風貌が『マグマ大使』のゴアに似ている(わからない人はググってね)、カマシ・ワシントン。

 

 

 

えー、膨大なパースナルは一切省略(笑)。


ネットで調べてください。


いやはや、大変でした(笑)。


CD3枚組(笑)!


しかも、どれもこれも演奏の密度がハンパではなく、聴くの大変ですよ!!


この並々ならぬガチ感は、やっぱり、ある人の事を思い出さざるを得ませんよね。


ジョン・コルトレインです。


必ずしも、彼の音楽そのものを全編にわたってやっているのではありませんが、カマシのテナー真面目ぶり、本気ぶりは、やはり、ジャズ界きっての大真面目な人であった、コルトレインを思い起こさざるを得ません。

 

かなり大掛かりな基本編成に、ストリングスがついて、更にコーラス隊までつくような巨大な編成の曲は、正直、私には、ついていけませんでした。

 

なぜ、あそこまで音で埋め尽くさなくてはいけないのか(基本、カマシは音を埋め尽くすような音作りを好んでいるようです)、私には余りよくわからないんです。

 

後期ロマン派の巨大な編成の交響曲は、昔とても好きだったのですが、そういうものとも違うので、どう捉えたらいいのかよくわかりませんので、コメントできません。


私がコレはイイぞ。と、すぐに反応できたのは、3枚目ですね。


コレは、前述の大音響が押し寄せて来ないのと、多分、カマシのジャズメンとしてのホンネはココに溜め込まれているよね。ということがわかったからです。


よって、この文章は、主に、3枚目の演奏についての考察となりますが、結論から言えば、この3枚目だけでも、この作品を聴く意義は十二分にあり、全く損はないのだ。という事なんです。


よく、グラスパーたちと彼を一緒くたに語る言説があるようですが、カマシとグラスパーは、ジャズに対する考え方が明らかに違いますね。


グラスパーは、ヒップホップとジャズを融合させるためには、アドリブ・ソロも切り捨てますが、カマシは、テナー奏者という事もあるのでしょう、基本は、熱血ソロ吹きまくりで、彼が融合を試みているソウルやゴスペルであり、リズムは、60年代のポリリズミックなアクースティック・ジャズを基調としています。


コルトレインと違うのは、蕩尽するようなすさまじいソロを時にカマシは取りますが、彼は常にアルバムとしてのコンセプトや楽曲のサウンドを、時には疑問を感じるものの、彼なりの考えをキチンと貫いている事ですね。


コルトレインは、やはり、昔からのジャズメンですから、最期までプレイで何とかしようとしているんですね。


3枚目の一曲目は、なんと、アフロビートです。


とはいえ、フェラ・クティや息子たちがやっているまんまではなく、どちらかというと、アフロビート風味のインスト曲なのですが、コレがなかなかよいです。


三曲目は、なんと、ドビュッシーピアノ曲『ベルガマスク組曲』から一番有名な「月の光」をソウルフルに仕立てたインストで、これまたカマシのアレンジの才能を感じる、素晴らしいインスト。


そして、男女のヴォーカルが、公民権運動のカリスマ的な指導者であった、マルカムXを讃える、「マルカムのテーマ」。


しかし、本作の締めくくりである、「ザ・メッセジ」こそが、カマシのホンネでしょう。


全編にわたってポリリズムを駆使した、ややパンキッシュに爆走するようなリズムを受けた、カマシのテナーは、まさにコルトレインが乗り移ったように一心不乱に吹きまくります。


やっぱり、ジャズが好きなものには、コレはたまらないものがありますね。


ある意味、この尋常ならざるテンションまで持っていくための儀式とて、これだけ長いアルバムになってしまったのではないのか?とすら思えます。


しかし、コルトレインは、晩年には、いきなり60分ノンストップみたいな、とんでもない演奏をライヴでホントにやっていた事と比べてしまうと、どうなのだろうか?と、思うところはありますが、コルトレインは明らかにこういう演奏で寿命を縮めていたとしか思えませんから、カマシのやり方は、ある意味、真っ当な人間のあり方なのかもしれません。


とにかく、この「ザ・メッセジ」という、タイトルも気合が入りまくった曲を聴くだけでも、本作を聴く意義はありますから、とにかく、いっぺん、この振り切れた演奏を聴いてみてください。



f:id:mclean_chance:20200216145145j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

本場を超える(?)、ガッツのあるB級バップアルバムの隠れ傑作です!

Réne Thomas, Jacques Pelzer『TPL(Thomas Pelzer Ltd)』(Vogel)

 


personnel;

Jacques Pelzer(as, fl,ss),

Réne Thomas(g),

Rein de Graaff(p),

Henk Haverhoek(b),

Jean Linzman(el-b), only B1

Han Benink(drms)

 


recorded at Reward Studios, Schelle, February 26, 1974

 

 

 

ベルギー出身の、どちらかというとB級なジャズメンの2人、ルネ・トーマとジャック・ペルゼルの双頭クインテット(B面1曲目はピアノが抜けてカルテット、2曲目は、サックス、ギター、ベイスの変則トリオ演奏です)の隠れた名作です。


まずもって特筆すべきは、ルネ・トーマのアメリカ人顔負けのガッツのあるギターですね。

 

f:id:mclean_chance:20200215141306j:image

ジャケット裏に写っている、ルネ・トーマ。

 


ジャズギターは、彼の世代までは単にアンプで音を増幅しただけのクリアなトーンのエレキギターを弾いてますので、ロックギターみたいな歪みなどは全くないので、そういう意味でのガッツはありませんが、トーマの弦を弾く力の凄さがモロに伝わってくるような凄さなんですよ。


まあ、とても地味な世界ではあるのですのが、コレは、いろんなジャズギターと聴き比べてみると一聴瞭然でして、一音一音がものすごくクッキリとしていて、大きいです。


アメリカの本場でもコレだけの音が出ているバップギター弾ける人ってそうはいないと思いますね。


そんなに小技が効いている感じではなく、むしろ、ぶっきらぼうな弾き方なんですけども、そこも含めてすごく魅力的なんですよね。


外国人が本場の人よりも本場っぽい事って時折ありますけども、トーマのギターの音にはそういう力強さがあります。


そして、同じベルギーのジャック・ペルゼルのアルトですよ。

 

f:id:mclean_chance:20200215141404j:image

死神チェット・ベイカーと共演するジャック・ペルゼル。

 


この人は何か技術的に問題があるのか、音程が不安定で、トーンがアンマリ長続きしないような吹き方なんですよ。


あと、せっつくような独特のフレージング。


現在のサキソフォンの吹き方から考えたら相当に問題があると思いますけども、そこがなんともたまらないんです。


技術的な稚拙さが、彼独特の魅力になっているんです。

 

というか、それが表現になっているんですね。


フルートは比較的普通に吹いているんですけど(フルートはちゃんとした技術で吹かないとそもそも音が鳴りませんので)、アルトのどこかアナーキーな魅力は、ジャッキー・マクリーンとかティナ・ブルックスのようなB級バップの味わいがあり、好きになるとトコトンじゃぶりつきたくなる旨味があります。


ドラムに、ICPオーケストラのドラマーとして、大変有名なハン・ベニンクがいるのも面白いですね。


ココでは、先輩たちを立てて、普通のジャズドラマーに徹しています。


モダンジャズは信じがたいほどの超人、天才がゴロゴロいたわけですけども、ここでのトーマやペルゼルのような、決して、華々しい脚光を浴びたわけではないのですけども、ディープなジャズファンには決して忘れる事のできない味わいで勝負していた無数のジャズメンがおりまして、こういうミュージシャンが好きになってしまうと、ジャズからはなかなか離れられなくなってしまいますね。


残念ながら、レコードはベルギーのマイナーレーベルから出たっきりで再発された形跡はなく、CD化もされていません。


オリジナル盤を丹念に探すしか、聴く術が今のところないのが実情です。。

 

このレコードを持っているジャズ喫茶へ行ってみるのもいいかもしれません。

 

アメリカのジャズをある程度探求し尽くした人には、是非オススメいたします。

 

ルネ・トーマは仕事先のバルセロナで心臓発作のため、急死してしまい、コレは彼の最晩年の録音となりました。

 

f:id:mclean_chance:20200215141136j:image

 

 

 

コニッツの隠れ名盤!

Lee Konitz『Worth While Konitz』(Atlantic)

 


Personnel ;

Lee Konitz (as,ts),

Jimmy Rowles or Sal Mosca(p),

Leroy Vinneger or Peter Ind(b),

Shelly Manne or Dick Scott(drms)

 


Recorded in September 26, New York and December 21, 1956, Los Angeles

 


アトランティックでの1956年のロサンジェレスとニューヨークでの録音アトランティック・レーベルでオクラ入りしていたものを、日本が独自に編集して発売したという、実は、日本盤がオリジナルという作品。


要するに、『Inside Hi-Fi』の制作に於いて、恐らくはコニッツの判断でオクラとなってしまったものと推測しますが、いやいやどうして演奏内容は相当なもの。


LP発売当初は、すべてニューヨーク録音とされていましたが、9月26日はロサンジェレスである事が判明し、参加メンバーも西海岸のジャズメンであった事がわかりました。


1956年12月21日のLAの録音は、


コニッツ(as)、ジミー・ロウルズ(p)、リロイ・ヴィネガー(b)、シェリー・マン(drms)


となり、1956年のNYでの録音は、


コニッツ(ts)、サル・モスカ(p)、ピーター・インド(b)、ディック・スコット(drms)

 

というのが正しい記録のようです。


コニッツは1956年のセッションから、ギンギンの演奏を選びとって、『Inside〜』を作り上げたんだと思いますが、本作の大半がニューヨークのいつものメンバーでなく、西海岸の名手たちと録音したからなのかはわかりませんが、かなりリラックスして演奏してますよね。


コニッツという人は、自分の内面をさらけ出す事がイヤというか、そういう行為をとても嫌っていたのでしょう、表面上は大変クールで無表情な演奏を信条としているようなところがあってそういう演奏もとても素晴らしいんですけども、こういう思わずホンネがポロッと出てしまった演奏が面白いんです。


鉄面皮な男のふとした時に見せる無邪気な笑顔というか、そういう和みが本作の良さなんですよね。


ちなみに、このままの形でCDになった事は今まで一度もなく、『The Complete Atlantic Recordings 1956』というCDの二枚組で、発売された事があります。


しかし、このCDには問題がありまして、曲順が録音順になってしまってまして、アルバムとしての完成度を損なってしまっています。


できれば、このLPの順番に直して聴いた方がよいかと思います。


若しくは、中古LPを丹念に探すという手もあります(比較的安価に入手可能です)。


とにかく、コニッツの隠れ名盤を聴かない手はございません!

 

f:id:mclean_chance:20200215022037j:image


リー・コニッツは2020年、新型コロナウィルスの感染により逝去されました。

 

 

 

 

現在のテナー奏者に多大な影響を与えている、ジョーヘンの名盤!

Joe Henderson『The State of Tenor Live at The Village Vanguard』vol.1,2(Blue Note)

 


Personnel ;

Joe Henderson(ts),

Ron Carter(b), Al Foster(drms)

 


recorded at The Village Vanguard, New York City on November 14, 15 and 16, 1985

 

 

 

新生ブルーノートとともにジョー・ヘンダソンもブルーノートに復帰して2017年現在も存在する老舗ライブハウス「ヴィレッジ・ヴァンガード」(某雑貨店の名前はココから取られています)でのライヴ演奏のアルバムが2枚出ました。


後にCD化されるにあたって、マイケル・カスクーナによってLPでは入りきらなかった演奏をそれぞれ一曲ずつ最後に加わえた二枚組で発売されたりもしましたが、通して聴くにはちょっと長すぎるので、このオリジナルのLPの曲数で充分でしょう。


私はカスクーナの追加曲はカットしてプレイしてます。


テナー、ベイス、ドラムスというシンプルな編成は、「ヴィレッジ・ヴァンガード」の名前をジャズファンに有名にした、ソニー・ロリンズの名盤『Night at Village Vanguard』の編成を意識したのだと思います。

 


コレもブルーノートのアルバムです。

 


60年代にリーダー作やサイドメンとしてかなりの録音をしているジョーヘンですが、この頃の録音を聴くと、彼はものすごくゴリゴリ吹いているように聞こえるんですけども、ココでのライヴ演奏を聴くと、彼のサックスはとても繊細で音も決して大きいとは言えません。

 


実際に聴いた方も「予想以上に音が小さくて驚いた」と言ってますが、録音によってそんなに聴こえ方というのは変わるものなのでしょうか。

 


少なくとも、ココでのジョーヘンのスタイルに近い音を確認できるのは、1970年代の終わり頃なんです。

 


この頃、彼は教育者としての仕事がメインだったようで、録音がとてと少なくて、検証ができないんですどけども、どうもこの辺りで後の繊細なスタイルを作り上げたような気がしてならないんですが。

 


余談はその辺にしまして、本作はジョーヘンがテナーサックス奏者として、類まれな実力を持った人てある事がイヤという程わかるアルバムです。

 


ここまで切り詰めた編成だと、もうサックスが頑張る他なく、聴き手もサックスを聴く事になりますから、要するにコレは途轍もなく力量が問われるわけですね。

 


ロリンズのような天才でないと、なかなか名演というわけにはいきません。

 


事実、このトリオ編成はそんなにたくさんあるわけではなく、ジャズ史に残る名盤レベルだと前述のロリンズとリー・コニッツ『モウション』、オーネット・コールマン『At Golden Circle vol.1』くらいと言ってよいでしょう。

 


本作は、この名盤に加えても何の遜色のない演奏です。

 


とは言え、ジョーヘンの凄さというのは、ロリンズやオーネットのようなわかりやすいものではない事は断っておく必要があります。

 


豪快にして繊細なロリンズのテナーとオーネットのアルトという個性満点とは違って、ジョーヘンの奏法はとても地味でハッタリが一切ありません。

 


ボンヤリ聴いていると、モソモソしているだけに聴こえかねません。

 


彼の個性はその繊細さにあります。

 


恐ろしくコントロールされた音を実に丹念に積み上げて、ゆっくりと上り詰めていくようなソロは、コルトレインのそれのような激越なものではありませんが、遠赤外線でジワジワと温められていくような味わいで、やはりコレはコレで大変な実力がないとできません。

 


この禁欲的なまでに端正なテクニックは、実は現在活躍しているサックス奏者に殊の外影響を与えていて、その代表者がジョー・ロヴァーノやマーク・ターナーと言えるでしょう。

 


彼らのフワフワとした空中を舞うような吹き方は、ジョーヘンを前提としたものと考えられます。

 


その意味で、現在のジャズを解明するための最重要人物の一人一人が、このジョーヘンという事になり、この演奏を聴くことがその理解を進める上で必須なんですね。

 


その意味で、現在のジャズというのは、超個性派が暴れまわっていた時代とは明らかに一線を画してして、とても繊細な世界に入っているという事なんですね。

 


この価値基準を理解しないで、演奏を云々してもそれは的外れとなりかねない可能性があります。

 


と、大幅に話しが脱線している気がしますけども、本作を見事にしているのは、サイドのロン・カーターとアル・フォスターがあったればこそでして、3人の濃密なインプロがすごいタイプの演奏ではないんですけども(とは言え、「The Bead Game」なんかは、かなり獰猛な演奏ですけど)、人数が少なくてスペースが大きい中を実に適切な音数でサポートし、ジョーヘンのソロに注目させるように仕向けているのは、さすがです。

 


Youtubeなどを見ると、このトリオは結構ライヴをやっているようで、どれも相当な水準です。

 


ベイスがチャーリー・ヘイデンになったモントリオールでのライヴがヴァーヴから出てますが、コレまた大変な名演です。

 


ながら聴きではなかなか良さがわからないかも知れませんが、ジックリと聴くと深い感銘のある名盤。

 

f:id:mclean_chance:20200215020933j:image

f:id:mclean_chance:20200215020936j:image