mclean-chanceの「Love Cry」

はてなダイアリーで長年書いてきたブログを移籍させました。生暖かく見守りくださいませ。

ジャズヴォーカルの魅力がつまった傑作ライヴアルバム!

Mel Tormé and Friends『Recorded Live at Marty’s, New York City』(Finesse) Personnel; Mel Tormé(vo), Mike Renzie (p), Rufus Reid or Jay Leonhart(b), Donny Osborn(drms) guests; Janis Ian(vo), Cy Coleman(vo), Jonathan Schwartz(vo), Gerry Mull…

残念!

4/25に行った「エリントンすごいぜ!vol.12」は、戒厳令初日に突然ぶつかってしまいまして、お客さんがゼロとなり、次回にそのまま延期といたしました。 次回は8月開催予定ですが、どうなるのか全くわからんですねえ。。 https://youtu.be/XtHxiaGoPgs

晩年の凄みが記録されたアルバム!

Al Haig『Blue Manhattan』(interplay) Personnel; Al Haig(p), Reggie Johnson(b), Frank Gant(drms) Recorded at RCA Studio, in New York, on January 4, 1980 晩年に凄まじい演奏を残したアル・ヘイグ。 白人バッパーとして1940年代から活躍していたアル…

80年代のショーターを代表する浮遊感のある傑作!

*Wayne Shorter『Phantom Navigator』(Columbia) Personnel; Wayne Shorter(ss, ts, lyricon, vo), Chick Corea(p), Mitchel Forman(synth), Stu Goldberg(synth), Jim Beard(synth), Jeff Bova(synth), Alphonso Johnson(el-b), Gary Willis(el-b), John Pa…

ハンコックのアタマの中に渦巻くマッドネスが爆発した怪作!

Herbie Hancock 『Sextant』(columbia) personnel; Bennie Maupin(ss, bcl, piccolo, affiche, hum-a-zoo), Eddie Henderson(tp, flh), Julian Priester(btb, ttb, atb, cowbell), Herbie Hancock(p, el-p, clavinet, synth, mellontron), Buster Williams(b…

エリントンすごいぜ!vol.12です!【延期です!】

※Covid-19 により、8/29に延期といたしました! コロンビア期のエリントンを昨年から追ってますが、今回はそんな彼の「宇宙疑惑」について追ってみます。 エリントンはあまりシッポを出す人ではないので、深掘りはできそうにありませんが、やはりエリントン…

ハードバップとは歌謡バップなのではないのか?と思わざるを得ない小傑作。

Mal Waldron『Mal/2』(prestige) Personnel; Bill Hardman or Idrees Sulieman(tp), Jackie McLean or Sahib Shihab(as), John Coltrane(ts), Mal Waldron(p), Julian Euell(b), Art Taylor or Ed Thigpen(drms) recorded at Van Gelder Studio, Hackensack,…

ライル・メイズはエリントンの晩年の組曲を後継しているのしょうね。

Lyle Mays『Lyle Mays』(Geffin) personnel; Lyle Mays(p, synth, autoharp), Marc Johnson(b), Alejandro N.Acuña(drms), Bill Frisell(g), Billy Drewes(as, as), Nana Vasconcelos(perc) recorded at The Power Station, NYC and Blue Jay Recording Stud…

エリントン すごいぜ!vol.12の日程決まりました!

エリントン すごいぜ!は現在、コロンビア時代ですが、今回も1つのアルバムに絞ってやっていきます。 今回は久々に夜学bar Bratにて行います! そして、予定しておりました、ライブ配信との二元体制で行います! セットリストは事前にお知らせいたしますが…

菊地成孔を聴く vol.4のセットリストです!

2021.3.20 @youtube 配信 菊地成孔を聴く vol.4 すべての道は肉でできている act.2 McLean Chance(紙のジャズ) 1.4と5のクロスリズムと昭和歌謡 1)Structure1:La Structure de la Monderne(菊地成孔、坪口昌恭) ジェイソン・シャルトン(g), 高井康生(g),…

菊地成孔を聴く vol.4です!

菊地成孔を聴く vol.4 すべての道は肉でできている(2) さて、今回はDCPRGの第二期とも言える、『構造と力』、「フランツ・カフカのアメリカ』を対象に聴いていきたいと思います。 前回の続きです。 今回もウィルス感染の現状に鑑み、youtubeでの配信のみとさ…

1970年代のジャズを決定づけた傑作!

Chick Corea『Return to Forever』(ECM) Personnel; Chick Corea(el-p), Joe Farrell(fl, ss), Flora Purim(vo, perc), Stanley Clark(b, el-p), Airto Moreira(drm, perc) recorded at A&R Studios, New York City, in February 2&3, 1972 本作を決定づけた…

ポストプロダクションの楽しさにトコトン耽溺した人の実にユニークな音楽ですね。

Sam Gendel『Satin Doll』(nonsuch) personnel; Sam Gendel(sax), Gabe Noel(el-b), Philippe Melanson(el-perc) recorded at Los Angeles ? コレはたまげましたよ、ホントに(笑)。 およそ生の楽器の演奏の音というものがほとんどなく、サム・ゲンデルによ…

『Spiritual Unity』を更に推し進めたジャズがコレではないかと。

Chick Corea『A.R.C.』(ECM) personnel; Chick Corea(p), Dave Holland(b), Barry Altchul(drm, perc) recorded at Tonstudio Bauer, Ludwigsburg, Baden-Württenberg, West Germany in January 11, 12 and 13, 1971 チック・コリアのジャズシーンの登場は実…

チック・コリア追悼。

Stan Getz『Sweet Rain』(verve) personnel; Stan Getz(ts), Chick Corea(p), Ron Carter(b), Grady Tate(drm) recorded at Van Gelder Studio,Englewood Cliffs,New Jersey in March 21 and 30,1967 2021年に急死したチック・コリアですが、個人的に彼の晩…

エリントンすごいぜ!vol.11のセットリストです!

準備よろしくお願いします! これに2/13の私のライヴ配信がついて、ようやく完成です! エリントンすごいぜ! Vol.11~Enter The Hodges Act.2~ McLean Chance(紙のジャズ) 1.エリントンがいなけりゃ 1)Rendezvous with Rhythm(Ellington)Cootie Wiliams(…

ギル・エヴァンス入門編に最適です!

Gil Evans Orchestra『Plays The Music of Jimi Hendrix』(RCA/Legacy) personnel; Gil Evans(cond, arr, p?), Hannibal Marvin Peterson(tp, vo), Lew Soloff(tp,flh), Peter Gordon(frh), Peter Levin(frh, synthesizer), Tom Malone(tb, fl, synthesizer,…

ホッジスの後編です!

mclean chance「紙のジャズ」presents エリントンすごいぜ!vol.11ホッジスへの道 後編 前回は、戦前のエリントン・オーケストラにおける、ホッジスの活躍を舐める程度ですが、見ていきました。 今回はホッジスの「課外活動」からようやくコロンビア時代に合…

2020年はこんなジャズを聴きました!

2020年に聴いたジャズアルバム 【新作】(同不順) Jacob Colier『DJESSE vol.3』 Maria Schneider『Data Lords』 Thundercat『It Is What It Is』 Nubya Garcia『Source』 Sam Gendel『Satin Doll』 ONJQ『Hat and Beard』 Tigran Hamasyan『The Call Within…

痛快作!

Mats Gustafssson + Otomo Yoshihide duo『Timing』(doubt music) Mats Gustafsson(bs, flutephone, live electronics), Otomo Yoshihide(turntables, g, banjo) recorded at GOK SOUND, Kichijoji, Tokyo, in June 4, 2018 吉祥寺のスタジオ「GOKサウンド」…

こちらが12/12ライヴ配信となります!

配信ミスで無音のままやってしまいました。。 誠に申し訳ありません。。 早速、撮り直しました。 DCPRGも撮り直しを今週には行います。 セットリストのブログを突き合わせ、曲を聴きながらお楽しみくださいませ。 https://youtu.be/2YiqWUrHwxE

【曲とトークを貼り付けました!】エリントンすごいぜ!vol.10セットリストです!

エリントンすごいぜ! Vol.10 ~Enter The Hodges Act.1~ McLean Chance( 紙のジャズ) 1.John Cornelius Hodges(1906.7.25~1970.5.11) 1906 年、ジョン・H・ホッジス、ケイティ・スワン・ホッジスの間にマサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ、間もな…

11/29 菊地成孔を聴く vol.3の曲目リストです!!

菊地成孔を聴く vol.3 すべての道は肉でできているMcLean Chance ( 紙のジャズ) こちらが配信前編の冒頭です。 https://youtu.be/3oJzOA6yGF8 で、こちらが続きです(配信トラブルの関係で切れてしまいました。。) https://youtu.be/9fYhU0FtEvw 後編です…

11/29のライヴ配信です!

新型コロナウィルス感染者の増加に伴い、実験的にライヴ配信に切り替えました。 何とか無事終わりましたが、まあ、かだが多いですね、実に(笑)。 12/12のエリントン すごいぜ!vol.10は何とか夜学バーbratとライヴ配信の両方ができるといいのですが。 ご覧…

ライヴ配信への変更です!

11/29の「菊地成孔を聴くvol.3」は、新型コロナウィルスの東京都での感染者数の上昇を鑑み、やむを得ず、ライヴ配信へ切り替えます。 時間は14:00-16:30のままです。 Youtubeで配信します。 イベントタイトルで検索ください。 予告通り、トークのみです。 音…

ジョージ・ラッセルはトリターノとマイルスを結ぶ人だったのではないか?

George Russell Smalltet『The Jazz Workshop』(RCA→Sony) Personnel;Art Farmer(tp), Hal McKusick(as, fl), Barry Garbrath(g), Bill Evans(p), Milt Hinton or Teddy Kotick(b), Joe Harris or Paul Motian or Osie Johnson(drms), George Russell(arreng…

【注意】エリントンすごいぜ! vol.10 【ライヴ配信のみです】!

※残念ですが、今回もライヴ配信のみです。 日時は同じです。 ですが、セットリストは明日事前に公開します。 Youtubeを利用いたしますので、よろしくお願いします。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 新型コロナウィルスという名のヌーヴェル・ヴァーグがまたしてもやってき…

【注意!】菊地成孔を聴くvol.3です!【ライヴ配信のみに変更です】

※ニュース速報により、東京都の新型コロナウィルス感染者数が全く減少しませんので、急遽ですが、youtubeによるライヴ配信のみに切り替えます。 詳しくは新規ブログをご覧ください。 春秋の年2回のイベント、「菊地成孔を聴く」の第三回を行います! 今回は…

vol.9のセットリストです!

10/10に行われた、エリントンすごいぜ!vol.9のセットリストです! 1.Newport 1956のA面を聴く 1)Festival Suite Part 1-Festival Junction(Ellington, Strayhorn) 2)Festival Suite Part 2-Blues to Be There(Ellington, Strayhorn) 3)Festival Suite Part …

アンドリュー・ヒルのクセになる音楽を是非とも!

Andrew Hill『Judgement!』(Blue Note) personnel; Bobby Hutcherson(vib), Andrew Hill(p), Richard Davis(b), Elvin Jones(drms), recorded at Rudy van Gelder Studios, Englewood Cliffs, NJ, January 8, 1964 若い頃のアンドリュー・ヒル。 1960年代の…